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2024/8/01

2030年の働き方DX動画「この仕事でかっこいいを探していこう the way we work.」

大成建設様のコーポレートCM「この仕事でかっこいいを探していこうthe way we work.」を制作しました。舞台はDX化が進んだ2030年、建築創造エンジニアの働き方を映像化しました。

本動画は、新卒・中途採用の強化の一環として、テクノロジーを活用したかっこいい働き方ができる近未来を演出し、建設業界の働き方のイメージアップがPRできる内容に仕上げました。

実はこの動画制作にも新しいテクノロジーを取り入れています。今回、テルスタ TELMIC Studio Sokaにて、バーチャルプロダクションという撮影技法に挑戦しました。

バーチャルプロダクションとは、セットの背景に映像を映し出し、被写体と組み合わせてリアルタイムで動画制作を行う技術のことです。例えば、3DCGのバーチャル空間を投影したスクリーンを用いて撮影することで、現実と仮想をその場で融合したシーンを撮影することができます。
要するに、「グリーンバック撮影⇒合成編集」といった通常のワークが必要なく、背景となる3DCGを映したLEDビジョンの前に役者に立ってもらい撮影すると合成編集の手間の削減や合成感も無くなります。それよりも、短時間で複数の空間(未来や過去、海外シーンなども)を1つのスタジオで撮影することが可能になります。これがホントにすごい!!


このシーンがバーチャルプロダクションの1つ。正面のLEDビジョンにUnreal Engineを表示し、その前で役者が演じ、背景と同期させたカメラで撮影すれば、カメラの動きに合わせて背景も一緒に動くんです。ちょっと感動!!


初めてのバーチャルプロダクションでの撮影ということもあり、Unreal Engineとカメラの同期やセッティング、実空間のライティングなどなど、いろんなセッティングに苦労しました💦
バーチャルプロダクションは新たな可能性を広げる撮影技術といえるでしょう。

使用ソフト、及びプラグイン

Unreal Engine / 3ds Max / Vray / After Effects / Photoshop / Midjourney

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